怖がって私の回りをグルグル回るジャクソンとロビン、それに近づこうと迫ってくる黒い犬達、、、これ以上噛まれたらと思うと焦って、大きな声でhelp! と何度も叫びました。(しかし誰も家から出てこなかったというw)
たまたま車で通りかかった男性が降りて犬をおいはらってくれたので助かったけど、それ以来散歩に長い棒 (ホウキの先が取れちゃったやつ)をできるだけ持って歩くようになりました。ちなみにアンディは血も出てなくて無事でした。
それから数年後、カリフォルニアに住んでいた時の事。朝ジャクソンだけ連れて家の前の通りを歩いていたら、遠くから猛ダッシュで黒くて大きい犬が走ってきた!しかも棒も持ってなくて。事故とかああいう時って何でかスローモーションみたいになる。。。止める間もなくジャクソンがガブっとされてしまいました。この時も近くにいた男性がおいはらってくれて、どこの家の犬が逃げ出したのかも教えてくれた上に、証人としてその家に一緒についてきてくれました。この時はジャクソンちょっと血が出てたから、その後すぐに病院へ連れて行ったのでした。
↓ジャクソンはそれ以来怖がりに。でも最近昔よりはよくなってきました。
そう、アメリカで犬と散歩する時に危険な事とは、
どこかの家から逃げ出してきてウロウロしている脱走犬!
アメリカの一軒家には大概バックヤードなるフェンスつきの裏庭があります。で、飼い主が犬だけ庭にだしてほったらかしにしていると暇な犬達はフェンスの下をホリホリしたり、フェンスを飛び越えて逃げちゃうんです。(それが日常化していてちゃんと家に戻ってくる犬も。)アメリカに住んで、もう何度もそんな犬達を見ました。カリフォルニアの家ではまさしく隣んちのワンコがそうでした。夜にキッチンに立ってると、外からカンカンカンと高い音が聞こえるんです。何かと思って窓から見てみたら、犬が鉄のフェンスの下を掘っている時にフェンスのドアが当たる音でした。ここノースカロライナに引っ越してきてからももうすでに「勝手にお散歩犬」を見たしね。
私も犬が好きだけど、どこの家でどんな風に過ごしているかもわからないワンコは危ない可能性があります。ワクチンをしているかどうかもわからないしね。私だけならなんとかできても、犬達がいると(しかも3匹小さいの)よけいに大変になります。だから護身用に棒を持ち歩いていたのですが、毎回大きな物を持ち歩くのは大変。そこで最近はこんなものを持ち歩いています。
1. ペッパースプレー
2. 犬のおやつ
3. 警棒(New!)
1. ペッパースプレー
Walmartで買ったペッパースプレー、3メートル先まで届きます。使い方は簡単、右の部分をクリっとまわしてスプレーするだけ。まだ使ったことないけど。いきなりこれを犬に使うのは気が引けるので、とりあえずこれは熊や人間に襲われた時に使おうと思っています。
2. 犬のおやつ
うちの子に近づく前にすかさずおやつを与える!おやつを食べたらもっとあるよ~と見せてから投げ、その隙に逃げる。これ普通の家庭犬なら有効かな~と思うんですがどうでしょう。
3. 警棒(新しく加わったよ)
「短くできる棒が欲しい」と言ってどんなものが良いか夫にアマゾンで見せていたんです。その商品は山登りのトレッキングポールぐらいの長さがあって、振り回して近寄らせないようにするために使いたかったのに、夫が腕より短い警棒を買ってきてしまいました。これじゃあ接近戦になっちゃうじゃないかー!犬ならまだしも、危ない人を撃退するのに出来るだけ近づきたくないから遠くから戦えるものが欲しかったのに。本当は腕時計型麻酔銃とかあれば最高。
アメリカで犬とお散歩する時は、脱走犬に気をつけて(後は熊とかコヨーテとかシリアルキラーにも)お散歩ください!
こちらもどうぞ読んでみてね
なぜ人はペットに話しかけるのか?ペットと話す人の特徴
犬の散歩中のトイレ事情。なぜアメリカは日本ほど苦情がないの?
アメリカでも通用する?あなたの犬好き度をチェック
自分でする犬のトリミング、メリットデメリット
自分の犬は精神的に幸せか?がわかる方法
わ、わかるその気持ち...私はキットが初めての小型犬ですが、こんなに心配が必要とは思いませんでした。以前2匹の大型犬を連れたおばさんのそばを通った時、おばさんがウ◯を拾っているスキに一匹が手をすり抜け、キットに唸りながらダッシュしてきたことがありました。おばさん絶叫。とっさにキットにおおいかぶさりました。背中を向けていたので、どうおばさんが犬を捕まえたのか、見逃しました。アンディくん&ジャクソンくん、大事に至らず、本当によかった!!
返信削除脱走犬に迷惑をかけられたことはまだないけれど、ノーリーシュの犬には警戒します。リコールできない人に限ってやるし!
私もペッパースプレー持ってますよ。おやつを投げる法、マネします!
ゆみこさん
削除そうそう、ノーリーシュ犬は警戒しますね!だからドッグビーチ行けなくなってしまいました。なんでか、ドッグパークならまだいいんですけどね。広さかな?人が犬を止められる範囲にいるというか。小さい犬のオーナーとして、大きい犬がノーリーシュで近くにいると怖い時がありますね。大きい子も悪気があってしているんじゃなくても、小型犬をおもちゃのように遊ぶことってあるじゃないですか。ネコがねずみを振り回して遊ぶように。あれで小型犬は死ぬこともありますからね。脱走犬が同じ大きさなら、多少アグレッシブにこられてもここまで心配にならないかと思います。キット君が無事でよかった!ペッパースプレーはアメリカで生きていく女性の必需品ですね☆
うちはバックヤードから飛び出してきたピットミックスに麻呂(チワワミックス)が襲われて、そのままエマージェンシー行って手術になったことがありました。噛まれた時は私が犬の喧嘩などに何の知識もない頃で、麻呂を噛んでる犬の口をなんとかこじ開けようとしてました。小動物の断末魔の声ってああいうのだろうな、という声を出すんですね。それが今も忘れられません。だからそれ以来私もペッパースプレー(同じくピンクでした、笑)を持って歩いてましたが、あれって風向き次第で自分達にかなりの被害があると思い、私も警棒をネットで探しました。コンパクトに持ち運べていざとなったら伸びるやつがいいと思ったんですが(私も接近戦は困るので、笑)、それは警官とかなんかライセンスを持ってる人じゃないと買えないみたいで。棒とか竹刀を持って歩けばいいのでしょうが、一匹の散歩ならいいけど、多頭で長い棒持つのも面倒で、だからといってサムライみたいに腰に挿して歩いてたらなんだか有名人になりそうだし(笑) 今はものすごい音で空気が出るペットコレクターをポケットに入れて持ち歩いてます。これで何度もオフリーシュの近づいてくる犬を撃退しました。やっぱりあの音にビビるようです。おすすめです!
返信削除えー!!手術するほどのダメージをさせられたなんて!脱走犬以前に、バックヤードにいるのに出てこられちゃったら防ぎようがないですね!
返信削除そしてその状態を自力で撃退できたなんて、すごいです。私、ジャクソンが襲われた時、微妙にスローモーションになりました。スクーターで事故にあった時も、走馬灯のように色んな記憶が、スローモーションになったのですが、あんな感じで。
とっさの行動が取れないダメな飼い主なんです。だから余計、距離があるうちに遠くから撃退できるものを探していたんです。ペットコレクターですね、探して見ます!スプレーより棒よりも使い易そうですね。良い情報をありがとうございました!
あ、棒はちゃんと侍みたいに腰に装着できるなら持ってみたいですw