↑巨大シャボン玉~!
今日は土曜日で仕事は休みだったのに、6時間もの講習会があった。
会社全体の講習会で、この地域にいくつかある私の属するアフタースクールケアプログラムと、チャイルドディベロップメントセンターで働く約300人以上がいっせいに集結。
講習会の内容は、子供達とのコネクションを築くことの大切さとか、問題行動にどう対応するかなど。いやー、勉強になりました。
私は言い回しとか他のスタッフが言ってた事をコピーしてたんだけど、例えば片付けの時間で片付けない子供。
「I need you to clean up. Put the toys away, please.」
あなたにおもちゃを片付けてもらう必要がある。
おもちゃを元にもどしてください。
こんな言葉を使っていた。プリーズをつけたのは、どこかで「子供にリスペクトを求めるのに大人は子供に対してリスペクトしているのか?」みたいな教育理論を聞いたから。
でも、今日の講習ではこうでした。
「I need も I want もつけない、ありのままを伝えるのです。お願いするでもなく、命令するでもなく、ただ”するべき事”を伝えるだけです。I need や I want をつけた場合、相手が”あなたのneed や want なんて知るか”って思ったら片付けないでしょう。Please ではお願いになってしまうから、”あなたはそうして欲しいみたいだけど、イヤだ”と子供が思ったらその子供は片付けない。」
だからありのままに、
「It's time to clean up so you need to clean up.」
片付けの時間だから、あなたは片付けなくてはいけない。
とこんな感じ。して欲しい事をストレートに言うだけ。
もう一つの例として、子供達が何かの取り合いをしているとき。もしくは整列で順番争いをしているとき。今日のトレーナー曰く、まず試すのが
「どっちが先に手に取った/並んだの?」
と聞く方法。でもたいがい「ボク!」「ワタシ!」の言い合いになるw
それがうまく行かないと試すのが、
「喧嘩するならこれは没収/二人とも列の一番後ろに行きなさい」
と喧嘩両成敗する方法。でもこれでは子供達が解決方法をわかってないままなのでまた同じ事を後で繰り返すんですね。だから、
「I see both of you want it first/ this spot. But there is only one ○○. What else can you do?」
二人とも先に使いたい/並びたいんだね。だけどこれは一つしかないよ。(解決するには)他にどんなことができるかな?
と、子供達の心に寄りそいつつ、現在の状況をありのままに伝える。(たしかにこう言うとたいがいどちらかがジャンケンにしようと言い出す。もしくはじゃあ譲るよと言う場合も。ワタシの数少ない経験上だけどwそして年齢にもよるけど。)
なるほどーーー!キーワードは、ありのまま。
変にジャッジメントを入れたり、罰をあたえたりしないでいいのだ。怒らず、命令でもなく、お願いでもなく。言い方一つで良くも悪くも子供に影響があるんだと改めて思ったのでした。
そうそう、カレッジのクラスで習ったことも同じだったな。子供が描いた絵を見せられたとき何て言うべきかなんだけど、これも自分の感情・ジャッジメントを入れずありのまま言うってこと。
↓講習会から帰って来た後、サマーキャンプでする特別アクテビティを考えた。スタッフみんな一つずつ案を出し合うんだけど、ワタシはジャンボシャボン玉にしようと実験してみました。ホームデポで買ったスティックに毛糸をつけた手作りシャボン玉ワンド。
つまり、「I like your picture」とか、「I like the way you did○○」とか言いがちだけど、本当は自分がどう思うかの感想を言わなくてもていいんですよって話。単純に、その子供が何を描いて(何の色を使ったとか)、何に重点を置いて描いたのか探してそれをありのまま言う。
「Your painting has a long line here.」とか、
「You drew many circles. I see you put in a lot of effort into it.」とか。
大人のジャッジメントを入れてしまうと、子供は誰かが良いと言ったからこの絵は良いと他人の評価を気にしてしまう。アートに関しては、子供が楽しんで自分のアートを好きと思うことが大事だと。
なるほどー!もう絵を見せられてこんな風に悩む必要はないわけです。
(これ何の絵だぁ?人だかただの丸だかよくわかんないからとりあえず良いねっていっとこ)
「、、、That's cute, I like it!」
こうやって新しいことを勉強/知るって楽しいな。まあでも休日に6時間の講習はもう勘弁して欲しいわw
普通のシャボン玉液じゃ強度がなくて壊れちゃったので、ジャンボシャボン玉用の液をググって作った。成功~!
いい年した大人が土曜に一人シャボン玉遊び
だけど近所の子供が釣れました♪
↓アフタースクールプログラムの仕事のお話はこちら↓
1週間ぶりの仕事場で、子供達の反応。
とうとう職場で異動命令が出た!
アフタースクールプログラムで無表情だった女の子が、笑顔になった!
ありのままを、、、仕事の講習会で学んだこと
誰だって認められたい、褒められたい。
アメリカで働くって大変。たまには弱音をはきたい。
アメリカのアフタースクールプログラムの仕事について。
おまけ
海外生活の悩みあるある。海外生活に疲れた時
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