今日は日本で撮った桜&お寺のなごやかな写真でお送りします~♪
今日の記事は、夫と犬3匹とともにアメリカ永住予定の、特別な能力も学歴もない私が仕事で悩む様子をつづったものです。同じ境遇の方、もしくは「アメリカで仕事してる日本人ってどーしてるの?実際日本より楽なの?大変なの?」と興味のある方に読んでもらえたら嬉しいです。
まあ簡単に言うと、楽ではない!です。もちろん勉強を頑張り素晴らしい学歴を持ち良い所に就職できている人たちは別。それにネイティブと肩を並べられるくらいの特別なスキルがある人や、夫が稼いでいるお金持ちのお宅も別。ネットでは海外で成功した日本人の話があふれているので(というかだから記事になる)、ううっ、、、私ってなんて底辺なんだろう、と思いがちですが、たぶん私みたいに感じている人は少なくないと思うんです。
という訳で、私が何に悩んでいるか、そして解決方法を3つほど考えてみたのでそれをまとめてみました。
まず初めから整理して言うと、私は現在アメリカの保育園(デイケアセンター)で約半年ほど働いています。その前に学童(アフタースクールケアプログラム)で1年ほど働いていました。その間にカレッジに通い職業訓練コースを終了し、アシスタントティーチャーの資格を取りました。
そして私が保育士になりたいと思った動機は、動物に優しい人が増えて欲しいという思いから。それならば子供のうちから他人や動物、環境を思いやれる心を育てるしかないと思ったんです。
この業界で頑張って行くぞ!って決めて、学校行ったり業務経験積み始めたりと数年費やしたのに、自分には向いていないかも?アメリカでネイティブと張り合うには難しい職種かも?と言う疑問が沸いてきてしまったのです。いまさら(笑)(ちなみに現在の保育園ではアメリカ人100パーセントの中に私一人が日本人でありアジア人、かつ外国人であります。)
そして難しいと思う理由は例えばこんなこと。
アメリカの保育園で働く際の3つの苦悩
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① 年長クラス(24人の4~5歳)全体をまとめる
② 年長クラスに読み書きやその他生きていく上で必要な知識を教える
③ クラスを受け持つにはそのクラスの保育士に選ばれる必要がある
① まず年長クラス全体をまとめるということだけど、これが私は非常に不得意です。そもそも人前に立って何かすることが得意じゃない。誰か(大人)に見られていると余計苦手。5人とか、せめて10人以内ならまだしも、たくさんいると子供と言えど緊張して英語の単語を忘れやすくなります。ただ1~3歳児ならさほど問題はないです。
それにハッキリ言わずごにょごにょしゃべる子供たちが途中ごちゃごちゃ言ってくると、それだけで焦ります。しかもネイティブなら子供のちょっとわかり辛い言葉でも理解できるので、そういうのを見るといつも自分の聞き取り能力の無さを実感してしまい落ち込みます。まあ言ってしまえば苦手なスキルにくわえて言葉の壁というダブルパンチな業務です!
② 次に読み書きや生きていく上で必要な知識を教える事ですが、これもネイティブと比べて、というか比べ物にならないですよね。圧倒的にボキャブラリーの無さがマイナスポイントです。うちの場合保育園といえど、やっていることは幼稚園のようにに勉強の時間もあります。さらに言うと、学力テスト、個人能力の評価、それを元に親との面談も定期的に行っています。
③ そして最後のこれ、担当のクラスを受け持つにはそのクラスの保育士達に気に入られて一緒に働きたいと思われる必要がある、という事。もちろん今の私の職場がそうなのであって、他の場所はどうかわかりません。今の職場では各クラスに固定で3人の保育士がいて、引越しだ妊娠だでやめていく人もいます。そうするとフローターという、どのクラスにも属さないで必要な時に助けに入る人達(私もこの中の一人)の誰かがクラス担任の保育士になるわけです。
それはもちろん働く意欲がある人なのはもちろんだけど、担任の保育士達が「仲の良いフローター」をマネージャーに「あの人が良い」とリクエストするのです。まあそれが100パーセント通るわけではないですが、そんなんじゃ私絶対選ばれる気がしないんですけど~!逆に考えたって、日本人だけの会社に一人外国人がいて、その外国人がよほど日本語ネイティブかよほど面白い人か(笑)以外にその人を選ぶ理由がないわけで。
まあそんな理由で、この職場もしくは職種で働くことに限界を感じているわけです。だから言葉じゃなくスキルで対等になれる系の仕事が移民者には有利なんだなぁと、改めて思いました。。
それじゃあ一体どうしたら良いのか?とりあえずこの状態を打破するために以下の3つの事を考えてみました。
違う業界に転職するか?そのまま働き続けるか、、、
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① 考え方や視点を変えてそのまま働き続ける
② 日系スクールで働く
③ まったく違う業種を考える
① 考え方や視点を変えて、と言うのはそもそも働き始めた時にはやっていたんです。できない事にフォーカスするのではなく、「自分の為じゃなく人を助ける為にここにいる」、「勉強させてもらっている」とか、どんな事があってもポジティブに考えて「ありがたい」と思う、とか。実際人間関係に関してはこのマインドはすごく役に立っていて、ちょっと嫌な事があっても良い風に捕らえると怒りや嫌な気持ちがなくなります。そのことを書いた記事&参考にした本はこちらから→海外生活の悩み・考え方を変えるきっかけになったおすすめの本
だ・け・ど!
それで人間関係は良くなっても、根本的な問題は解決しません。 問題はコミュニケーション能力ではなく、ハッキリいって英語力なんです。はい。だったらそもそも能力的に不利な職場にあえて居続けなくたっていいんですよね。
② という訳で2つ目の、日系保育園で働く作戦です。アメリカで日系保育園があるような都市に引越しできるかは現在就活中の夫にかかっているのでそれは頑張ってもらって、問題は私が日本の保育士資格を持っていないこと。
募集を見ると、100%どこも日本の保育士資格を持っていることがマストです。くぅぅ、もう門を叩くことさえ許されないのか、、、!(涙)
そう思いながら全国保育士養育協議会のウェブサイトを見てみると、大学を卒業していない私でも最低2年(2880時間以上)の実務期間があれば受験資格があるそうです。だけど海外での実務経験が果たして有効になるのかはわからなかったので、問い合わせるつもりです。もし無効なら、こちらでカレッジを修了してから試験に挑戦するんでも良いかな。とりあえずこの選択は、いつか日本に帰りたくなった時のためのリスクヘッジにもなるかなと思っています。
③ そして3つ目の、まったく別の業種を考える。そもそも私は何になりたいかで職業を決めてしまったところがあって、何が得意かで選ばなかったのがそもそもの失敗かもしれません。さらに言えば、得意な事でアメリカ人と肩を並べても劣らない仕事ができるかどうかをもう少し考えるべきだったんです。
何の本だったか忘れてしまったけど、とある本にこう書いてありました。「仕事選びに迷ったら、何の作業が好きかで選べ」と。
例えば教師であれば、人に物を教えるのが好きだからとか、この分野の知識があるからと言う理由で教師になったとしても、実は大勢の生徒の前に立ってするプレゼンスキルも必要だし、さらに授業をスムーズに進行するために生徒をひきつけるパフォーマンススキルやユーモアも必要なので、実際教師になってみてあれ?向いてない?と思う人もいるわけです。
自分の場合、好きな作業はコンピューターに向かって作業したり、手を使って何かを作ったり、整理整頓したり、アイディアを考える事。これ全部共通点があるのですが、それは「一人で黙々とする作業」って事。ただしマンツーマンでの接客は嫌いじゃないです。ああ、なぜこんなに一人作業が好きなのにそこを無視して職業を決めたのか!(笑)
ただこの仕事でも好きな所はあるんです。子供たちが喜びそうなアクティビティを考えたり、本を読んであげたり、一人又は少人数の子供たちと一緒に遊んだり。もちろん子供達が楽しんでいる姿を見るのもすごく好きなんですよね。
ふと思ったのが、多分自分に向いているのは清掃の仕事かなと。それでちょっと調べたらなんと今の仕事より時給がずっと良いことにビビッた!(笑)ただ仕事の目的として動物や環境の役に立ちたいって言うのがあるので、何かそれにつながる仕事があれば良いなと思うのです。
さて、上記3つが今の仕事が自分に合っているのか?と悩んだ時に考えた、私の解決方法でした。とりあえず②を考えつつ今の所で働き続けて、ゆっくりと他の職業も探してみようと思います。
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いつの間にか2つも記事がアップされてる〜!
返信削除アメリカ人に混じってデイケアで働いているなんて、すごいことだと思います。英語も、大人の英語も困るのに、子供の英語なんて、本当にわからなくて困ります。そんな子どもたちに囲まれているなんて!
③の「まったく違う職種を考える」で、シェルターで働くのはどうでしょう? 直接動物の役に立てるし、そこに来た子供達にいろいろ教えてあげたりして動物好きな子供を育てるのに貢献する、と。でもそんなにたくさん子供来ないですかね(笑)
「なにになりたいかで職業を決める」、これは私はずっと憧れていました。決められない自分が嫌で嫌でしょうがなかった時代もあるので、まーぶるさんがしたいことがあってそこに進んだというのは羨ましいです! 私は10代の頃からどれだけ考えても自分が何になりたいかわからず、結局「外国に住みたい」「だったら何のスキルもない私が外国に住むにはどうしたらいいか?」「日本語教師だ!」ということで、大学4年のときに日本語教師養成の学校に夜間通って資格を取り、海外に仕事を見つけました。アメリカに来てからも、「働きたくない」「老後不安」「だったらどうしよう?」「よし、不動産だ!」みたいな(笑) 好きなことをするというよりどうすれば手っ取り早く楽に、行きたい方向に進めるかを考えて生きてきた気がします(笑)だからまーぶるさんが場所が自由に選べない状況で今できることを悩みながらもされていること、とても尊敬です!
inuyashikiさん
削除そうそう、大人の英語も困るのに子供の英語なんてというのはよくわかります!子供の英語は何度聞き返しても永遠にわからない事があります(笑)だからよくしゃべる4、5歳児と接するのは難しいですね。
反対にまだ言葉があまり出てこない1~3歳児と接するのはすごく楽しいんです。言葉以外の表情とか、態度とかを読み取って相手の気持ちを考える事は結構好きです。だからきっとシェルターで犬猫達のお世話をするのもそんな感覚で、向いてるかなとも思います。ただシェルター=ボランティアというイメージなので、働くとは考えたことがありませんでした。実際シェルターで仕事としてやっていくにはどういったステップが必要なんでしょうね。
inuyashikiさんは4大を出て日本語教師の資格を持っているんですね!それなら仕事もあるし、別分野でもたくさん仕事がありますね!良いなぁ、私にはそっちのほうがうらやましいです。いやいや、むしろ進学もせず楽な方へ流されてきたのは私の方ですよ。だから今困ってます(笑)でも、若いうちに好きなことを一つ決めてそれを何十年も続けるのって難しいです。とりあえず今私の頭にあるのは、キャンパーを買ってairbnbビジネスをしてみたいな~とか思っています。まあ資金が無いのでただ楽しいだろうな~とか想像しているだけなんですが(笑)不動産かぁ、それも資金がないと難しいですね。ああ、生きていくって大変!