アメリカのカレッジでは職業に特化したコースがあって、幼児教育の分野にもいくつかあるのですが、今回取った「コミュニティと環境」のクラスでアシスタントティーチャーのコースを修了することができました。
この証書があると、アシスタントティーチャーとして幼稚園やプリスクールなどで働くことができます。といっても、場所によってアソシエイトディグリー(AA/2年制大学)が必要な所もあるようです。
幼児教育に興味を持ったきっかけは以前も書いたと思うけど、動物に愛情を持って接することができる人が増えたら良いなという思いから。そして学べば学ぶほど、子供たちの可能性がいかに周りの大人にかかっているかに気がつきました。
この前、朝アンディ達の散歩をしようと近所を歩いていた時のこと。道路を挟んで反対側の歩道に、小型犬のパピーを連れた小学生低学年の姉妹が歩いていました。そしたらその犬がうんちをし始めたのですが、女の子達は袋を持っていなかった。だから、「袋持ってなかったらあげるよ!うんちは取らないといけないんだよ。」と言いながら近づいて行って袋をあげました。
女の子に「近所のおばさんに怒られた!もうお散歩行きたくないよ」とネガティブな印象を残さないように、その犬の名前を聞いたりちょっと会話をしてサヨナラしました。その子達のお母さんは、朝忙しくて袋を渡すのを忘れたか、犬を飼うのがはじめてでそこまで気が回らなかったかのかわからないけど、これでお母さんが今後袋を持たせてくれたらいいな、と思っていました。
そしたら後日、その女の子達が大きなスーパーの袋を片手に散歩をしているのを見かけました。良かった~!
自分が子供を預かってるとか、教育して良い立場なら堂々とあれこれ言えるけど、近所の子に言うのは正直気が引けます。だけど、言ったことでいつかその子がマナーを守れる大人になって、それがまわりまわって動物愛護につながるなら、と思うと言わずにはいられません。
とは言え、「先生」という大勢をまとめる仕事が自分に向いていない気がするのです。もっと1対1で子供の心によりそった仕事がしたいなぁ。そういった仕事はいくつかあるけれど、どれも4年制大学のディグリーが必要。この先どんな道を目指すのかちょっと立ち止まって考え中です。そんなわけで、いったんカレッジは休憩しようと思います。
↓頑張ったご褒美に、夫とアンディ、ジャクソン、ロビンから手紙と、
スパのギフトカードとシャンペンとワインをもらいました。内容サプライズのプレゼントだったけど、「100パーセント、絶対気に入る!」と言い切っていたのはあながち間違っていなかった。とりあえずお酒を入れておけば間違いないと学んだみたい。う~ん、正解!
まーぶるさん、そういうやり方で子供に犬飼いのマナーを教えてあげられて、さすがです♪ マナーの悪い人が多いと犬嫌いが増えちゃいますよね。前に学校の前の芝生で犬のう◯こを拾っていると、「ここは犬のトイレじゃないのよ!」と保護者と思える人(登校時間ではなかったのですが)から怒鳴られたことがあります。その同じ場所でその学校の先生からは「Thank you for being so considerate」と言われたことも。この違いってなんなんだろう?って、子供と全然関係なかった!(笑)
返信削除ちょっと前の記事になりますが、犬とピクニックの話、すごくよかったです。私も真似して計画しなきゃ。でも人がいなくてゆっくりできる場所が思い浮かばないんですよね。。。
Inuyashikiさん
削除その保護者、そんな言い方しなくても良いのにね。赤の他人に怒鳴れるくらいだから、家でも子供を叱り飛ばしていそうです。それに比べてその先生はさすがですね~。こういうのって、対人スキルがわかりますよね。子供にも大人にもどちらでも、誰かに何かしてもらおうと思ったら北風と太陽方式が効くと思うんですよね。犬飼いに「拾いなさいよ!」と言うのと、「拾ってくれてありがとう」と言うのと、どっちが相手を動かすか明白ですよね。、、、まあ私も感情的になって命令することも多々ありますが。夫にw
ピクニック、あれから同じ場所に行ったらもうアンディの足にTickがくっついてきました!薬をしているから心配ないけど、これからの時期虫が増えるのでちょっと躊躇しちゃいます。カリフォルニアでは全然Tick見なかったな~!ロス周辺は人がいないところを見つけるのも大変そうですね。それに人がいないとそれはそれで怖いし。
サンバーナディーノの上の山の、クレストラインって行ったことありますか?ビッグベアやレイクアローヘッドみたいなちょっとした観光地みたいで、行けば良かった~、残念。。ということで、Inuyashikiさん、ピクニックと言わずまた犬連れ旅行で行って来てください!(笑)
Tickですか! そう、こちらはいないんですよね。Fleaはもう気が狂いそうなぐらいつきますが(ひどい時期には一回の散歩で一匹につき数十匹!!)。なのでシェルターのボランティアでボロボロの犬にTickがついていたのですが、それがTickとわからなかったのです。他のボランティアが慌てて取って踏み潰してましたが。
削除クレストライン、初めて聞きました。いい情報ありがとうございます。私のリストに入れておきます!でもサンバーナディーノのこれからの季節ってものすごく暑いのだろうか? 涼しくなってからですかね? 今はOjaiとかに麻呂と行こうかと考えてます♪
どうなんでしょう、山の上なので下ほど暑くないのかな?と思うけど、これからの時期はどこも暑そうですよね。Ojai良いですね~!私も行こうかなと思ってました。ロスからなら、2、3時間圏内で乾燥地帯から海から山など、色々な場所に行けるのが良いですね。旅行記楽しみにしてます♪
削除さすがまーぶるさん、子供の心理まで気遣ってすばらしい。私も、道の反対側を歩いていた小学生の男の子3人組の犬がウ◯をしたのに袋を持っていなかったらしく、キャ〜と笑いながら走り去る(ウ◯って言っただけで笑う年頃)のを目撃し、このガキャーと思いつつ「おーい、袋あるよ、はい!」と渡したことがあります。すると一人が照れくさそうに「ありがとう」と言って受け取ってくれました。ドッグパークでも飼い主が目を離したスキにウ◯をした犬を見つけ、しましたよ!と教えるウ◯ポリスの私ですが、そんな時もみんな「ありがとう!」と言ってくれます。こういうところ、アメリカのマナーを褒めたいです。
返信削除クラスおつかれさまでした。やさしい旦那様と3匹ですね。
ゆみこさん
削除いえいえ、なんかもう少し気のきいたことを言えば良かったかな?と思うんですが、まだ子供をほめる言葉がナチュラルに出てきません(汗)ゆみこさんも袋渡したことがあるんですね、一緒ですね!そうそう、アメリカ人ってこういうところが素直ですよね。日本だったら逆切れや無視する人いそうだもの。
子供の頃から自分の意見を言うことを求められる&他の人の意見も受け入れるよう教育されているからか、日本みたいに「怒られた→自分を否定された→反撃!」という人は少ないんじゃないかなと思います。対人スキルが上というか。日本だと職場で上司が怒鳴るとか感情的に部下に言いつけるとか聞くけど、こちらのマネージャーなんかはもっと落ち着いて部下に注意できていると感じます。なんだか日本とアメリカの比較になってしまいましたが、この2国で揺れる感情、ゆみこさんならわかってくれるんじゃないかなと勝手に思っています!
ありがとうございます、まだまだスタートラインに立っただけの道のりですが、これからもゆっくり頑張ります!