白内障で目が見えづらい犬とのお散歩はどうする?

5/19/2018

▶ 犬の病気と怪我

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ジャクソンの右目は完全に視力を失っていて、左目も白内障が進行してかなり見えづらくなってきています。




その為か、ここ最近家の中でぶつかったり目の前のおもちゃやご飯にすんなりたどり着けなかったり、室外の音に敏感になって吠えるようになりました。


それに気づいてからは、声で誘導してあげたり、先回りして障害物をどかしたりしています。知らない外の音が恐怖なのかもしれないので、そんな時は声をかけて大丈夫だよ、と抱きしめます。それでジャクソンも落ち着いて吠えるのをやめます。


ただひとつ、問題があるのです。


それはお散歩。


ジャクソンは元々そんなにお散歩派ではなく、歩くことを要求する犬ではありません。だけど、外は嫌いじゃない。においをかぐのは好き。知らない人になでられるのは大好きです。それなのに、家の前を少し歩くと、「もう帰る!」と一歩も動かなくなることも。


ただ、歩かないでいると足腰が弱くなるので、頑張って、ある程度歩いて欲しい。おやつを使ったり、きちんと歩いたらほめたり、ストローラーで折り返し地点まで連れて行ってそこから戻ってくる時だけ歩かせたり、いろいろ試しました。でも、全然解決しないんです。超がつくほど頑固なんです。無理にひっぱったって全然動きません。


だから、やめてみます。


私の行きたい方に歩くのを、やめてみる。ジャクソンも9歳半、しかも片目の見えない、もう一方の目も見えづらくなった老犬なんだと、もう「散歩=トレーニング」の思考から離れてもいいのじゃないかと思ったのです。


ここでいうトレーニングとは、ヒールの練習のことです。横または後ろを歩かせて、飼い主のリードのもと一緒に歩く。これがコミュニケーションにもつながるとも信じていました。だけどジャクソンは昔から常に私の後ろを歩く子です。もしかしたら、片方の視力を失った時から、ずっとそうだったかもしれません。だからもう、好きなように歩かせてみようと思ったのです。


好きなように歩かせることが一般的に見て間違っているかもしれないです。だけど、好きなように歩かせるって半端ない辛抱がいります。今日はアンディの散歩を先にすませ、その後にジャクソンとロビンの散歩に行きました。なんとか8割り方歩いてきて、ここを曲がったら家だという所まできたら、ジャクソンが立ち止まってもう全然動かない。


「どっちに行きたいの?」


と聞いたら、今来た道へ戻って行くジャクソン。こっちが家だよ!近道だよ!と言いたげに。そのままジャクソンの進む方へついて行きました。途中、ここが家だよ!とばかりに他人の家に入って行こうとするジャクソンの道のりを修正しながら、反対周りして家に戻ったのでした。もうね、ジャクソンの好きにさせちゃう。お散歩=怖い、つまらないとは思って欲しくないしね。もしこの結果が別の問題行動につながるとしたら、それはまたその時に考えます。


そして今までどおり、他の人や犬とすれ違った時に吠えないとか、怖がらないようなトレーニングはしていくつもりです。


いつも3匹一緒、しつけも一緒だったけど、もっと個々にあった接し方をしないといけないなと思いました。特に老犬になると、個別のケアが必要だもんね。というわけで、ジャクソンの行きたい方に歩かせてしばらく様子をみてみます。それで積極的に歩いてくれたら良いな。

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